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ピアノ

ターブマンアプローチについて

30年くらい前かな?僕はニューヨークで2週間、学生寮に滞在しながら、朝から夜まで集中的にターブマンアプローチを学びました。

多分日曜日以外は、

  • 理論講義①
  • 個人レッスン
  • サブティーチャーによるレッスン
  • 理論講義②
  • マスタークラス
  • 夜のコンサート

というスケジュールが毎日続き、最終日には修了パーティーが行われました。

ここまで徹底して学ぶ理由があります。

ターブマンアプローチは、書籍や動画を見ただけ、あるいは数日間の体験だけで十分に理解できるものではないからです。

以前には、韓国のピアニストたちが数日間の講習だけで「習得した」と考えて帰国し、生徒に指導した結果、さまざまな問題が起こったことがあったそうです。その経験から、十分に理解し実践できるようになるまで修了できない仕組みになっていました。

ニューヨークでは、ターブマンアプローチは

  • 痛みなく演奏できる
  • 疲れにくい
  • 超絶技巧の作品も無理なく演奏できる

という点で高く評価されており、多くの音楽大学で研究・実践されています。

私が参加した時にも、著名なピアニストたちが共に学んでいました。

もちろん、ターブマンアプローチが唯一絶対の方法というわけではありません。しかし、

「身体に無理をかけず、自然で合理的に演奏するための優れたアプローチである」

ということは間違いありません。

また、この考え方はプロのピアニストだけのものではなく、初級者や趣味でピアノを楽しむ方にとっても有効です。

大切なのは、難しいことを力で乗り越えるのではなく、身体の仕組みに沿って、無理なく音楽を表現することなのだと思います。

山根浩志 のアバター

作者: 山根浩志

下関市、北九州市、防府市を中心に活動、レッスンしているピアニストです。随時生徒募集、また演奏依頼承ります。

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