防府教室レッスンを終えて、
原田英代先生のリサイタルへいきました。
天神様?天満宮?参集殿へ。
ここ、久しぶり。
昔は良くここのピアノを弾いていた。懐かしい
会場への道には、梅が沢山でした。

さて、原田先生。僕の尊敬するピアニスト。若い頃、良い音と音楽を求めていた僕が、ロシアピアニズム🇷🇺とかなーんもしらない時に、習いだしました。結果、ロシアピアニズムを原田英代先生を通して学んでいました。そう、求めるものが、たまたまロシアピアニズム(ロシア奏法とはあえていいません)だったというです。もちろん、重量奏法です。僕は、ロシアが特別好きなわけでもなく、皆さんが思っているロシアの重厚さが好きなわけでもありません。ただ、自分のイメージする音楽を美しい音で弾きたいだけ。
学んでいると、身体の使い方、楽に合理的に弾く事に興味が沸き、そちらを学んだり、表現することについて深く学んだり、聴くことについて、リズムについて、脳について、色々な脇道を通って、また原田英代先生に戻りました。
その間、原田英代先生と僕は喧嘩をして断絶したとか、僕の方がうまいと思っている傲慢なやつ。とか、いろんな事を言われました。正直、かなり傷つきましたが、原田英代先生の、いつでも戻っていらっしゃい!という言葉だけを信じて、とにかくマイペースで、自分の身体を通して学ぶ事をしました。
今の僕の演奏のベースは、原田英代先生から学んだロシアピアニズム。そして、自分が自分の音楽、イメージする音に必要と思った、様々な要素を取り入れた、自分奏法です。
今日のリサイタルは、原田先生からのメッセージが、伝わってきました。もちろん、演奏から受ける原田先生が感じられているドラマ。素晴らしかった。
そして、僕は個人的に、
「山根君、私が教えたこと、覚えてるかしら?大丈夫?ちゃんと弾いてるかしら?良く聴いて、ロシアピアニズム🇷🇺はこうだから!」
と。
シューベルト ソナタ。最終楽章、、は苦しかった、、胸が。泣けてきたり、怒りを感じたり、。ただ悲しい、という感覚ではない、。裏切られた苦しみのような、切なさのような、、。若い頃には絶対弾けないと思っていたし、今でもこの曲を取り上げる自信はない。が、、弾いてみてもいいかな、、と感じる年齢になったのかな、、。
アンコールは、チャイコフスキー 四季より、秋の歌。原田先生に、レッスンして頂いたのはいつだったか忘れたが、聴きながらその時の記憶が蘇ってきました。音楽って、その時の自分に、一瞬に引き戻してくれます。
今日は行けて良かった。

ネットやyoutube
プログラムは
2 replies on “ロシアピアニズム堪能。原田英代先生のリサイタルへ”
読んでいて胸が熱くなりました!あの音はここから生まれているんですね!!
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ありがとうございます。
🥲
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