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ピアノ

発見!自分の「癖」は?

話しながら顎をさわったり、電話しながら紙にグルグル落書したり、訳もなく舌打ちしたり、話しの途中、意味なく”つまりー”を挟んだり、、人っていろんな癖がありますね。それを見ながら、<これで12回目ー!>とか、個人的に楽しんだりしますね^_^;しませんか?

は、無意識にやってしまう行動のことです。それは、ある意味「習慣」のようなもので、極端な場合には通常よりも不必要に行なってしまったりします。

そして、意外とやってる本人は、気がついてないもので、

「ほらー!!いまやったってー!無意識なん?」「やってないよ!」「じゃ、今度やったら教えるよ」「いいけど。」「はい!いまやった!」「あ、、ほんとや」

てな、会話をしたことみんなあるのでは?

癖って、だいたい自分はわかってないし、自分では至って自然(ナチュラル)!と思ってる事が多々ありますね。

そして、「普通」や、「自然」って意外と、わかっていないんじゃないかな、と思います。

僕は、ピアノを弾く姿を見ていると、癖を沢山見つけてしまいます。その中には、微笑ましい癖、可愛い癖もありますが、そのほとんどが

「悪い癖」や「要らない癖」や「危ない癖」

のように思えます。それは、長い時間かけてゴテゴテに塗ったくた、訓練と特訓と不必要な努力の賜物なら、とても悲しいことです、、

癖のある手①

この画像には、自分では悪い癖とは思てないだろ、3つの癖が現れてます。わかりますか?

1-親指の先が内側に向いている. 2-親指の第二関節を第三関節と間違えてる 3-各指と指との間隔が自然に均等になる

これらは、訓練によってなってしまった癖なんです。

関節の位置

1-指先を内側に曲げる事で、ナチュラルな状態よりテンションを感じるはずですが、曲がっている状態を普通と感じと、それは別に苦痛ではないて認識するのが、こわい。それが癖だから、、

2-関節の画像みてください。親指の第三関節は、手首の位置ありますよね。他の指と同じように第三関節から(正確には手のひらの真ん中より少し上あたり)から指を動かそうとすると、親指は、なんと、手首の位置になるんです。

そう、手首の回転で動かすことになるんですね。回転運動(ローテーション)は特別な奏法ではなくて、ピアノ弾く際には普通に使うテクニックということですね。

3-なにが?変?全部間隔が均等。普通ですか?いや、普通は4-5、3-4の間隔は狭いはず?均等にするために、独立させるためにどれだけ、訓練、練習したか?それをカバーするために色々なアプローチがあることをしりましょー!

こんなことは、ピアニストは皆んな知っているとは思いますが、自分の癖(悪い癖)を意外と知らない、気づいてないんじゃないかなー。

その癖がある事で、どんどん癖の上塗り、アップデートしている事に気が付かないと、どんどん、自分の理想から離れていく、、

「ナチュラル」って、その癖を取り除く事で、見えてくる物。

買った当所は、ピカピカバスタブ!いつのまにか黒くくすんだり、サビやカビに侵されるたりしますよね?しかし、それらを取り払うと、もとのピカピカ🌟バスタブに!あらーこんなに綺麗だったんだね!!と驚きます。

ピアノを弾く身体や指、腕や首、肩も、しらないうちに、大変な事になっているのに気が付いてない事に、気がつく!発見する事が、楽にピアノを弾く、良い音を奏で、自分のイマジネーションと知識を生かせる一番の近道だと思っています。僕はね。

まだまだ、びっくりする様な、「癖」を塗ったくっているはずです。上の3つの癖は誰でもが分かる癖の代表的なものです。まだまだ、沢山あります。

自分では、なかなかわからないものです。

何が普通かも、、

そこから、知る勇気!取り払う行動力が必要ですね!

それが、ターブマンアプローチの第一段階なんです。

まず、自分の手を眺めてみましょー!

なんか、発見!あるかも。

でも、それは、おそらく、良い癖ではないかもね。

山根浩志 のアバター

作者: 山根浩志

下関市、北九州市、防府市を中心に活動、レッスンしているピアニストです。随時生徒募集、また演奏依頼承ります。

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